保護者・教職員の方へ

企画のねらい

近年の社会では、「答えのない問い」を自ら設定し主体的に取り組む能力が強く求められるようになってきています。しかし学校教育の場においては答えを用意しなければならないことが多く、子どもたちが物事を深く考える機会をなかなか提供できていないのが現状です。UTSummerHinoharaは、中高生が「対話」を通してそうした能力を培う手助けをすることを目指しています。

 

ここでいう対話とは、自らの意見を率直に表明し相手の応答を真摯に受け止める中で、物事や自分の本質を見極めていく営みを指します。全国から出身や価値観も異なる中高生30人が集まり、さらに大学生も加わって対話を行うUTSummerHinoharaは、自分とは異なる多様な意見を理解しようと努め、その上で積極的に自己発信を行っていく姿勢を身につける一助となります。

 

また、中高生の多くは、誰に話していいかわからない悩みや、言葉にならない漠然とした不安を抱えている生徒も多くいます。こうした悩みや不安は、学校という空間での固定的な人間関係や、十分な時間も確保できないまま進路決定を迫られる状況に起因することもしばしばです。UTSummerHinoharaでは、日常生活を離れ本音を語り合える仲間と出会うことで、中高生がこうした悩みや不安に今一度しっかり向き合う機会を提供します。

 

こうした本企画の実際的な効果に関しましては、参加者・保護者の方の声のページもご覧ください。

参加費について

UTSummerHinoharaでは、参加費を3泊4日で15,000円という低価格に抑えています。さらに、遠方からの参加者への配慮として、交通費補助(会場までの交通費のの一部負担)も行っています。

 

これは、遠方でのイベントに参加する機会がなかなかない地方の中高生や、これまでサマーキャンプなどの課外活動への参加をためらってきた中高生にこそ、UTSummerHinoharaを体験してほしいと考えているからです。こうした趣旨にご賛同くださった電通育英会と子どもゆめ基金から協賛をいただくことで、このような低価格を実現することができています。

 

実際に、昨年度の参加者、およびその保護者の方からも参加費・交通費補助について満足の声をいただいています。

保護者の方を対象とした事後アンケートでは、参加者自身からも、「参加費自体は自己負担が十分でき、理解の範囲内であったが、交通費は自己負担となると非常に厳しいので、補助がおりて非常に助かった。(沖縄県)」「両親を説得するとき、交通費補助に助けられた(香川県)」「遠くからの参加だったため、3割ほどの後押しになりました。(秋田県)」など肯定的な意見が多く寄せられました。

当日の安全管理について

UTSummer Hinoharaでは、キャンプの安全な運営のため、大学生スタッフ約20名に加え、当日は高校教諭の方に安全管理監督者として毎年ご同行頂いております。緊急時の保護者への連絡など、大学生だけでは対応の難しいものについてお力を貸していただきます。また、安全管理マニュアルおよび緊急時対応マニュアルを作成し、全スタッフで共有いたします。

キャンプ当日は猛暑も予想されます。熱中症対策のため、水分補給指導の徹底のほか、塩分タブレットの支給も予定しております。体調不良の兆候が見られた場合には、風通しの良い室内で体調が回復するまで休養を取っていただきます。また、食事ついては、事前にご報告いただいた情報をもとに、アレルギー対策を徹底して献立の作成・調理をいたします。

万が一体調不良者や怪我人が発生した際には、会場に持参する救急セットで応急処置をいたします。現場での処置だけでは治療が不可能だと判断した場合には、安全管理監督者および大学生同伴のうえ、近隣の医療機関へ搬送し、専門的な治療を受けていただきます。

宿泊先のコテージ敷地内は、土砂災害警戒区域には指定されていません。災害時には「避難準備・高齢者等避難開始」情報が発令された時点で避難開始を検討しますが、内閣府の「避難勧告に関するガイドライン」に従い、避難勧告・避難指示(緊急)が発令されている場合でも、「外出することでかえって命に危険が及ぶような状況」と判断される場合には。現場で安全を確保することに努めます。なお、宿泊先には最低限の備蓄食料を準備しているほか、近隣の防災倉庫の備蓄を使用することも検討いたします。

その他、当日の安全管理についての詳しい内容はこちらをご覧ください。

ご参考

昨年度の参加者及び運営スタッフの出身高校・所属大学は、こちら

また、他に何か疑問点などありましたら、お気軽にお問い合わせください。